長い揺れが予測される東海地震
予想される東海地震は、マグニチュード8クラス。
阪神大震災と比較した場合、揺れの大きさはほ 20秒
ぼ同じですが、 揺れている時間の長さが違います。
阪神大震災は、約20秒だったのに対し、東海地 60秒~90秒
震では、約1分程度揺れると想定されています。
新潟県中越地震では、1度目の地震でなんとか持ちこたえていた建物が、余震によって次々と倒壊していきました。これは建物が揺れを受ける時間が長ければ長いほど倒壊する危険性が高くなることを証明しました。
この東海地震の揺れの異常な長さの予測は、阪神大震災でなんとか持ちこたえた建物も倒壊する危険性があることを意味します。
厖大なエネルギーをもつ東海地震
新潟県中越地震で震度7を記録したにもかかわらず阪神大震災に比べてですが犠牲者の数が少なかったので東海地震も言うほどたいした被害が出ないのでは・・なんて考えている人もなかにはいるかも知れません。
東海地震で予想される地震のエネルギーは、新潟県中越地震のおよそ500倍にもおよび広範囲で甚大な被害が想定されています。つまり新潟県中越地震とは比べ物にならないのです。